11/2(土)Japan Now『五億円のじんせい』上映後、文 晟豪(監督)、蛭田直美(脚本)、望月 歩(俳優)をお迎えし、Q&Aが行われました。
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「NEW CINEMA PROJECT」の企画からスタートした本作、400字詰めの原稿用紙1枚に主人公の設定のみを書いて、監督の文 晟豪さんと脚本の蛭田直美さんが応募したそうです。
主役の望来(みらい)を演じ、映画初主演となった望月 歩さんは、ご自身の家族についてや、文監督のこれまでの経験などをじっくり話し合い、役作りを行ったそうです。
監督も望月さんのお話しを訊く過程で、ご自身がディレクションしやすくなるよう、望月さんが普段そのような生活をされていてるかなどを確認したとのこと。
高校時代、思春期独特の衝動で歩道橋から飛び降りようとしたものの、神様に生きろと言われてような偶然が起きて、飛び降りるのを止めた、という脚本の蛭田さんは、今回の作品で、人の力で生きるいう事に向かうということを表現したかったそうです。
主人公のイメージにまさしくぴったりだったと文監督からも絶賛された望月さん、演じるご自身と役のギャップを訊かれると、主人公が感じていると思われる気持ちとご自身の感情も近かったそうで、演じやすくなったそうです。
はにかみながら「自分では言いにくいんですけど、僕は意外と人に愛される人間なんです。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
Q&Aはその後、観客の皆様からの質問に、登壇者が回答し終了しました。